原さんが福岡大学の魅力を語るコラムはついに今回が最終回。あらためて原さんに、福岡大学の好きなところや魅力を聞きました。
原さんはまず、入学式の思い出を振り返ります。「広い第二記念会堂をいっぱいに埋め尽くした新入生を見て、正直"多過ぎでしょ"と思いました」。1学年約4,500人、福大の学生数の多さに最初は圧倒されたという原さん。学生生活を送るうちに、この学生数の多さ、学べることの幅広さが、福大の魅力につながっていることに気付きます。

「男子が多い工学部、女子が目立つ人文学部や薬学部というように、学部ごとあるいは学科ごとのカラーがあります。また服装一つをとっても、スウェット姿で歩いている人もいれば、すごくおしゃれな女子もいます。もちろん、考え方も言葉遣いも行動もそれぞれです。さまざまな個性に刺激を受けながら、自分が好きなこと、やりたいことを追求できる自由な空気が、福大の大きな魅力です」。
その自由な空気の中で原さんは、好奇心を全開にします。理学部での学びを中心に、ワードやエクセル検定、気象予報士講座の受講、学芸員課程の履修まで、多くのプラスαを重ねました。「卒業式で卒業証書と引き換えに学生証を返した時には、ああ、もう大学生じゃなくなるんだな...」と、とても寂しい気持ちになったという原さん。「記念に学生証を持っていたかったです」。充実した学生生活だったことがうかがえます。
これから福大を目指す高校生へのメッセージをいただきました。「福大は、勉強についても人間的成長についても、学ぶ意欲に応じてきっちり応援してくれる大学だと思います。理系関係で言えば、実験機器はかなり充実していますよ。『高額な先端機器で実験ができる』。どこの大学ででもできることではないですから」。


「福大は人が多くて自分に合わないかな、と思う人がいるかもしれません。でも、社会に出たらもっともっと多くの人と接することになります。そう考えると、バラエティー豊かに多くの人がいる福大で大学生活を送るのは、学ぶことがいろいろあってメリットが大きいと思います。環境が自分を成長させてくれますしね」。
最後に、原さん自身の今後の目標を聞くと、「歌やダンス、テレビやラジオ、イベント出演... 今は何をやっても楽しいし、とても"やりたいこと"を絞り込めない状態ですね。ちょうど専攻分野を絞り込む大学3年次進級前の心境に近いかも。まだ当分は、何にでも積極的にチャレンジして、活動の幅を広げていきたいです」と、力強く話してくれました。
LinQとともに、ますます活躍が期待される原直子さん。これからも応援しています。
